医師転職成功体験談一覧

泌尿器科医(40代)

    元々大学医局に在籍していた私は医局から離れ製薬会社で開発に携わりたいと考えていた。そして転職し医局在籍時に専門としていた腎臓疾患の新薬を開発することを目標に頑張っていたのだ。この転職にあたり私には一つ意気込みがあった。大学の医局に在籍し患者の治療にあたっていた時のこと、患者の病気を治療するためにどうしても使用したい薬があったのだが、海外の薬で日本ではまだ許可の下りていない医薬品であり、結局使用することができなかった。このままここにいては何も変えられない、変えるためには自身が薬の認可を手助けできるような立場になるしかないと考えたのだ。 そんな経験もあり、新薬の研究開発こそ私の望んできた仕事だという強い気持ちがあった。しかしここに落とし穴があった。医師であるにも関わらず、患者と向き合い戦う場に立てなくなってしまったことだった。 不安に駆られた私は、新薬開発の傍ら、バイト医師として勤務をするという道があることを知った。これにより自分の夢と患者と向き合う場とを両立することができるのではないだろうかと考えたのだ。 しかし、どうやって探せばいいものか。以前の転職はたまたまちょうどよく伝手が現れたことによりスムーズにいっただけであり、今回の道にはまったく道標が浮かばないのだ。恩師や知人にお願いするのも躊躇してしまうし、目星をつけてクリニックに話を聞いてまわるのも骨が折れることだろう。 そんな中で医師紹介業のコンサルタントへと相談することを思いついた。コンサルタントに、新薬の開発をしながら臨床にも携わりたいという想いを伝えると、現在の勤務先にあたる病院を紹介してくれたのだ。病院の面接の日、コンサルタントの人にも同席していただいた。紹介の際はメールやチャットでのやり取りだったので実際にお会いするのは初めてだった。直接コンサルタントとお会いした際もいろいろと話をさせていただいたのだが、とても熱意のある方で、どうすれば私が最善の仕事に就けるかを自分のことのように考えてくださったように思う。このとき、コンサルタントの人と出会うことができて本当によかったと感じた。

放射線科医(40代)

    勤務先の都合で、空き時間が増えた年がありました。特にやりたいこともなかった私は、その時間でアルバイトをしてみようと思い立ちました。アルバイト経験はありませんでしたが、ただぶらぶらとするより、せっかくならば仕事をしてお金を稼ぎたかったのです。そのほうが将来的にもプラスになるのではないかと。 しかしその空いた時間というのも急遽できたもので、なかなか都合のよいアルバイトも見つかりませんでした。何かいいバイトはないかとWEB上を検索していた際に医師の転職情報や求人情報を掲載しているサイトを見つけたのです。 正直最初は疑ってかかっていました。ネットで紹介してもらって本当に大丈夫なのかなと。でも掲載されている情報はそんなに悪くなさそうでしたし、他にあてもないし、稼ぎたかったので聞くだけでもと思い問い合わせてみました。 聞いてみて正解でした。紹介していただいた先では特に問題なくアルバイトをさせていただきました。また、それ以外に収穫もありました。将来こういった医師になりたいという目標もなく漠然とした人生を送っていた私ですが、アルバイトをしていく中で色々と見えるものがあったのです。この経験を活かし、次のステップについてゆっくり考えたいと思います。

消化器内科医(30代)

    私は平日に市民病院の内科医として勤務しています。そして休日には別のクリニックでアルバイトも掛け持ちしています。このアルバイトを始めようと思い立ち、就業に至るまでいろいろとありました。自身のクリニックを開業するためにもう少し稼ぎたいという想いもあり試しに一度、医師アルバイトの登録サイトに登録してみたのですが、偶然にも家庭的な事情で一時的に時間が無くなってしまい、3回ほどメールでやり取りをしてすぐに登録を解除してしまったのです。 その後、また状況が変わってきました。落ち着いてきたのでまずは病院勤務の傍ら自分で探してみるも、なかなか良さそうな病院も見つからず途方に暮れていました。そこで改めて登録サイトを頼ってみました。以前と違うのは、複数の医師アルバイトの登録サイトに登録してみたことです。その中の1つが御社でした。対応もとても親切で私の当時の諸事情も汲み取ってくれたことから、ぜひ御社にお願いしたいと考えました。 さらには、仕事紹介・就業に至るまでのコンサルタントの方の迅速な対応力。あっという間に私の抱えていた不安は払拭され、要望にぴったりの職場を紹介してくれたのです。 なお要望としては、「毎週曜日指定の勤務」ということと「通勤に不便がない事」がマストでした。ごく一般的な要望なのかもしれないが、この二点はやはり重要です。コンサルタントの方は快くこの条件を承諾し提案してくれたといえましょう。 アルバイト先の勤務が始まってからも、その勤務先もスタッフの皆さんの温かみがあふれる職場でとても安心しています。また、私も様々な患者と向き合う上でこの向き合う姿勢というのは非常に大事だなと、自身の日頃の態度を見直すきっかけにもなりました。気を引き締めて頑張っていこうと思います。

脳神経外科医(30代)

    これまで一つの医局に留まりつつ、経験の中でスキルや資格を身に着け、順調にキャリアを積み重ねてまいりました。このことにはとても満足しています。いや、しているはず……しかし、自分の中で何か納得できない部分がありました。さらに経験を積みたい、もっと見解を深め視野を広げていきたいという思いがどこかにあり、同じ医局に留まっていることが足かせになっているように感じてしまったと思います。 この際常勤でなくともよいので、とにかく違う経験をつみたいと思いました。 そうして僕が選んだのは、フリーの医師としていくつかの病院をかけ持つという手段でした。 以前の病院業務の傍ら働き先をネットで探してみました。何か所か医師求人サイトに登録してみたのですが、そのうちこちらのサイトの担当者からいただいた文面が印象に残り、僕の想いや要望を密に伝えたいと感じたのです。思い切ってお話してみたところ、かなりこみいった話もできたので、僕の人間性や特性等も担当者に少し理解してもらえたように思います。その後メールや電話で連絡をさせていただき、数日と経たないうちに仕事の紹介が数件来ました。しかもそのどれもが僕の希望に沿った内容でした。すべて非常勤の案件だったのですが、担当者は最後まで全面サポートしてくれました。また紹介していただいた病院の設備環境や他の先生たちの人柄もよい病院ばかりでとても安心しました。

放射線科医(30代)

    民間病院で常勤勤務で働いていたのですが、結婚・妊娠を機に退職しました。妊娠で体調を崩したこともありますが、医師という仕事柄、当直や救急診療などもあり一緒に入られないことも少なくないことから、子供がある程度大きくなるまでの間はなるべくそばにいてあげたいと思ったからというのが1番の理由です。医師と母親の両立はなかなか厳しい。それならば母親として子供の成長も見届けたかったのです。子供が小学生か中学生くらいになればまた改めて仕事をしようかなと考えておりました。 そして息子が中学生になったころ、仕事を再開しようと思い転職活動を始めました。しかし一度第一線の現場を離れ、いざ復帰しようかとなった際にどうやって医療の現場に戻ればいいのだろうかと、その時になって途方にくれました。 当時の同僚たちに声をかけるのは心苦しかったため自分で探してみることにし、医師の転職・求人サイトに登録してみました。とはいえブランクがあるので少しずつ仕事量を増やしていきたいという想いもありましたので、まずはその思いを登録サイトのコンサルタントに相談してみました。すると早速コンサルタントから転職先紹介の返信がありました。私の要望をくみ取り、「まずは検診などの単発もしくは非常勤のアルバイトから始めていくのはどうか」と提案していただきました。検診医という選択肢は考えてもみなかったのですが、コンサルタントに紹介していただいてから自分でも検診医の求人を探してみると、当直や残業のないところ、オンコールのない病院の勤務なども多いことから、いきなり医局に戻り臨床に携わるよりは良いのではないかと思え、引き受けることにしました。 実際に仕事を始めてみると、自分のペースで働けるため家族や何より子供の学校行事なども気兼ねなくいけます。自身も無理せず働くことができるので、仕事に対してのストレスもありません。以前の職場を退職した当初抱えていた不安は、コンサルタントが払拭してくださいました。仕事と家庭を無理なく両立することができ、とても満足しています。

呼吸器内科医(30代)

    臨床研修に参加後、今後の身の振り方を考えなければならなくなった。結局、臨床研修を行った病院に勤務を続けることとなったのだが、のちのち後悔することとなった。完全に自身の調査不足であったのだが、その病院での収入は、平均的な医師の年収を下回っていたからである。それに気づき焦ったことから非常勤勤務を掛け持ちして働き始めたが、結局無理をしたため体調も崩し安定もせずぼんやりと考え続けるだけの日々だった。なんとなく医師の求人情報をネットで探しているうち、気になる求人情報を見つけた。諸々の条件が私の求めるものに近かったのだ。早速コンサルタントに相談してみた。 掲載されていたその求人以外にも、働く曜日、条件、場所、そして何より気にしていた給与面も併せて要望を伝え転職先の提案をしてもらった。結果的には割の良い職場を紹介していただき、無事にアルバイト先が決まった。コンサルタントにはアドバイスや提案なども色々といただいていたが、なんと先方に条件緩和の交渉までやってもらっていたのだ。感謝しなければならないなと思う。